新幹線の喫煙車両のニオイを消す
ミラクリーンびっくり体験記
■この記事はお客様や、ハーパーベンソン社員のミラクリーン体験談です■
3月のダイヤ改正を機に新幹線の禁煙車両を増やすことになったので、消臭して欲しいという依頼をいただきました。つまりは前日まで喫煙車両として煙モクモクで使っていた車両を、翌日から禁煙車両として運行しないといけない訳で、例年どんなに消臭してもタバコの匂いの苦情が出るとのことです。
試験を行なった現場は、車両整備を行なう総合車両所。在来線では過去にもタバコ消臭の実績があるため気楽に伺ったのですが、工場を見てびっくり。「・・・デカい!」さすが新○線の整備を行なう工場です。ある程度想像はしていたのですがこんなに広いとは。
先方からはお偉いさんと思われる人たちがぞろぞろ、いかにもお堅い雰囲気の方々でちょっと威圧感まで感じるほど、適度に緊張しながら商品説明をしました。
その後「じゃあ現場にいきましょう、ヘルメットを着用して下さい」と工場内へ案内されました。さすが、現場ではヘルメットをかぶらないといけないんだなと感心していると、目の前に弊社部長H氏の姿が視界に入りました。柔道の選手のように体格のいい彼の頭には、どう見ても小さすぎるヘルメットがちょこんと乗っているだけ。むりやり首に巻いたヒモでヘルメットが落ちないように支えているという感じ。その姿を見て私は笑いをこらえるのに必死になり、おかげで緊張感がほぐれました。(H部長ごめんなさい)
試験を行なう車両は、電源が落ちていたので車内は真っ暗。最後尾の車両から、今回のターゲットである三号車、四号車(喫煙車)に行くのに、2階建ての迷路のような車内を手探りで進みました。目の前はほとんど見えなくても、喫煙車両と禁煙車両の違いは、臭いで簡単に嗅ぎ分けることができるんですね。普段は私自身もタバコを吸うので、あまりタバコの臭いは気にならないのですが、はっきりと嫌な臭いを感じることができます。新○線ってこんなにくさかったけ?って思いながら試験車両に到着しました。あまり臭いがきついので不思議に感じて聞いてみたところ、空調を切っていると、空気がこもるので、普段以上に臭くなるそうです。なるほどと思いながら、作業開始です。
電気を点けてみると、天井にはきれいな柄があり、全体的に色が濃いので、ミラクリーンの結晶が目立つ恐れがあります。天井と壁にスプレーすることは避けて、私とH氏(ノーヘルメット)と二人は、
- 座席のシート
- 座席の裏
- 日よけのカーテン
- エアコンの吸気口
- 空気清浄機
にまんべんなくスプレーしました。
噴霧量は一車両600ml。(2階建て車両のため、1フロア300mlづつ)加えてトイレに20ml程散布し約30分程で作業は終了しました。
その後、小1時間商品説明をした後、もう一度皆さんと現場へ。「消えた感じはしないねぇ」「なんか余計に臭いぞ」「違った匂いがするよ」などなど。がやがやと言いたい放題・・・。平静を装いつつ各現場を確認してみるが確かに臭い。明らかにミラクリーンをスプレーした車両のほうが臭いのです。バクテリア臭やタバコの臭いが混ざった何ともいえない臭気が車内全体に漂っています。
実はこの車両、使い始めて3年以上経っているそうです。月に1度は車両洗浄(掃除のおばちゃんがきれいにするだけだが)を行なっているのですが、特にシートはゴミを取るだけで交換はもとより、クリーニングもしていないとのこと。3年もの間、毎日のタバコの臭いをシートやエアコンがしっかり溜め込んでいる訳で、水気を加えたことによって、この蓄積された臭いが一気に放出されたようです。
これは簡単には消えないなと判断し、不満そうな職員の皆さんに「噴霧量としては充分です」「今は臭気を落とすために過去の蓄積された臭いのモドリという現象が出ているため、少々お時間を戴きたい」と説明し、納得いかない面々を背にし、現場を後にしました。
それから1週間後、先方から報告をいただいたのですが、臭いが消えたのはトイレだけ。車両は「タバコの臭いは減りましたが、違う臭いが残っている」とのこと。
しかし、やるべきことは全て実施したはず。もう少しお時間頂きたいとの旨を、弊社の見解書として提出し、もうしばらく様子をみることに。これだけ時間がかかってしまうと、さすがに先方も我慢できずに諦めてしまうんじゃないかなと、少し不安になりかけていたのですが、作業より約一ヶ月経ったある日、「消えたようです」と連絡をいただきほっと一安心。内心は絶対消えると思っていたのですがこれほどまでに時間がかかるとは。
ちなみに、この1ヶ月の間、通常通り喫煙車両として運行していたのに、着実に臭いを消していったのです。
ダイヤ改正の前日に全ての車両を一気に消臭するのは作業量の問題から難しいのですが、ミラクリーンを使った場合は、あらかじめスプレーしておけば、前日のタバコの臭い消しているので、翌日から禁煙車両として使っても問題ないのです。まさに、今回のニーズにはぴったりだったというわけです。
その後各車両区よりダイヤ改正に伴う時期に注文を頂き採用となりました。ちょっとひやひやものの経験でした。
* ミラクリーン一口メモ
長期間使用し臭気が染み付いている場合には、多少時間がかかる(今回は1ヶ月)場合があります。またそのときに目の前の臭気以外に過去に蓄積された臭いも一緒にミラクリーンは消し去ることをします。
喫煙室などは、タバコを吸っているときの煙の臭いは、さすがに消せませんが、一晩明けて、翌朝には部屋にタバコの臭いが残っていない状態にすることができます。また、臭いが部屋に蓄積するのを防ぎます。
by harper-benson | 2004-11-09 09:31

